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カナダ、サプライチェーンでの強制労働疑惑でウォルマートとヒューゴ・ボスを捜査

Jul 27, 2023

[オタワ、8月24日 ロイター] - カナダの企業倫理監視機関は木曜日、ウォルマートとヒューゴ・ボスのカナダ部門を調査し、両社のサプライチェーンや事業におけるウイグル人強制労働疑惑を調査すると発表した。

カナダの責任ある企業オンブズマン(CORE)は、2022年6月に28の市民社会団体連合が提出した苦情を受けて、初期評価報告書を公表したと発表した。

COREはイタリアのOTB傘下のファッション企業ディーゼルのカナダ部門も調査する予定だ。 すでにナイキ・カナダ、ダイナスティ・ゴールド、ラルフ・ローレンに対する調査を開始している。

COREのオンブズパーソン、シェリ・マイヤーホッファー氏は声明で、「当事者間の調停は現時点では選択肢にないため、これらの報告書に概説された疑惑について調査を開始する予定だ」と述べた。

3社からは現時点でコメントは得られていない。 COREによると、3人全員が容疑を否認しているという。

国連委員会は3月、ウイグル族に対する強制労働を含む、少数派イスラム教徒に対する中国の扱いに懸念を表明した。 中国は疑惑を否定している。

COREは、主に海外で事業を展開しているカナダのアパレル、鉱業、石油・ガス会社による人権侵害を監視、調査するために2019年に発足した。 (レポート:David Ljunggren、編集:Jonathan Oatis)

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