インドの精製会社BPCL、石油とグリーンエネルギーに5年間で181億6000万ドルを投じる

2019年11月21日、インド・コーチ郊外の壁に石油精製会社バーラト・ペトロリアム・コーポレーション（BPCL）のロゴを描く男性。ロイター/シバラムV//ファイル写真、ライセンス権を取得

［ニューデリー、８月２８日 ロイター］ - インドの石油精製会社バーラト・ペトロリアム・コーポレーション(BPCL.NS)は、２０４０年のネット・ゼロ目標を目指し、石油事業の成長と再生可能エネルギーポートフォリオの拡大に向けて５年間で１８１億６０００万ドルを投資する計画であるとＧ会長は語った。クリシュナクマール氏は月曜日に語った。

世界第3位の温室効果ガス排出国であるインドの企業は、排出削減のために数十億ドルを投資しているが、インドの経済拡大により石油化学や燃料の需要が高まると予想されており、化石燃料にも投資している。

国は、2070年までにネットゼロを達成するという目標を設定しました。政治的圧力により脱炭素化計画の一部が危機にさらされているにもかかわらず、多くの西側諸国はネットゼロを達成するという今世紀半ばの目標を設定しています。

「同社は今後5年間で約1兆5000億ルピー（181億6000万ドル）の設備投資計画を設定している。これにより、BPCLは将来の世代のために地球を守りながら、利害関係者に長期的な価値を生み出すことができる」とクリシュナクマール氏は年次報告書で語った。株主総会。

同氏は、中核となる石油事業とクリーン燃料プロジェクトにどれくらいの費用がかかるかについては明らかにしなかった。

しかしクリシュナクマール氏は、BPCLは現在から2040年までにグリーン水素、二酸化炭素回収・利用・貯蔵（CCUS）や排出量削減のためのエネルギー効率の改善などのプロジェクトに1兆ルピーを投資すると述べた。

同社は、2025年までに1ギガワット（GW）、2040年までに10GWの再生可能エネルギー容量を所有したいと考えている。

インド中部のムンバイ製油所とビナ製油所に日量24万バレル（bpd）の50メガワットの自家用風力発電所を設置するために100億ルピーを投資する予定だ。

BPCLは、事業における石油化学製品のシェアを8％に高めるため、日量15万6,000バレル（bpd）のビナ製油所に4,900億ルピーのエチレン分解装置を建設している。 また、ビナ製油所の生産能力を日量22万バレルまで拡大している。

さらに、BPCLはインド南部にある日量31万バレルのコチ製油所にポリプロピレンプロジェクトを追加することを検討している。

クリシュナクマール氏は、インド北部の年間燃料不足は今年1,000万トンに達すると予想されていると述べた。

同氏は、BPCLが家庭、自動車、小規模産業に天然ガスを販売するためのインフラ整備に3750億ルピーを投資すると述べた。

(1 ドル = 82.6060 インドルピー)

Nidhi Verma によるレポート。 編集：バーバラ・ルイス

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